どうも、告知師・案内人の高寺です。(Twitterもやっています。フォローよろしくお願いいたします。)
今回は、神棚にお供えしている塩、お酒、お米、榊の交換時期およびお供えしている食べ物を下げるタイミングについて、子龍先生に伺いましたので、ぜひ最後までご覧ください。
神棚へのお供え物を交換するタイミング
神棚へお供えするお米とお水は毎日交換するのが絶対です。お塩とお酒、榊は毎月1日のみの交換でOKです。
お供えするお米は洗わずに、袋から取り出した精米後のそのままの状態でお供えすればOKです。
そして、お下げしたお米はその日に炊いて、食べてしまってOKです。神様が口をつけたものですから、御神気が宿っていますので、お下げした食べ物類についてはすべて食べることをオススメします。
神棚へのお供え物(食べ物)はいつ下げる?そのタイミングとは
神棚へお供えした食べ物類はお供えしてから約1時間後にはもう下げてしまって大丈夫です。
冷凍モノや冷蔵モノ、例えば魚や果物といったものは冷蔵庫や冷凍庫に入れておかないとすぐに状態が悪くなってしまいますから、お供えしてから約1時間ほど経過すれば、もう下げてしまってOKです。
では、要冷蔵・要冷凍以外のもの、例えばお菓子なんかはどうなのか。と言いますと、これも約1時間ほどすれば下げてしまって大丈夫です。
神棚へのお供え物には神様の御神気が入る
神棚へお供えした食べ物類には、神様の御神気が入ります。神様が口をつけたものをいただくわけですから、例えば、それがリンゴであれば、もうそれはただのリンゴではなく、神様の御神気が詰まったリンゴになっているわけで、大変ありがたいものに変化しています。
ものすごく力があるものですから、ありがたく頂戴いたしましょう。
しかし、それは神棚に神様が御鎮座されているケースのみに言えることです。正直、ほとんどの神棚に神様はご鎮座されていません。
そう言える理由について、以下の記事で詳しく説明しています。
神棚へのお供えをする時の作法~まず二礼二拍手一礼から~
神棚へのお供え物の中には、毎日交換するものと毎月1日に交換するものの2種類ありますが、以下では完全版ということで、神棚にあるすべてを交換する必要がある毎月1日にする作法で説明していきます。
お水、お酒、お塩、お酒、榊、食べ物類を交換含め、お供えする時には二礼二拍手一礼をして、「これより、○○をお下げします。そして、新しい○○に交換させていただきます。」と一言をお伝えして、作業に取り掛かります。
お供え物を下げる順番としては、まずは塩から下げます。不浄のものから下げるのです。それ以降はお米、お水、お酒の順番はバラバラでOKですので、すべてお下げします。
そして、少し神棚をお掃除して、まずはお塩からお供えします。そして、お水、お酒、お米、榊を指定の場所に並べていきます。
すべての作業が終了し、また新しいものに変わった神棚に向かって、感謝の祝詞を唱えて、二礼二拍手一礼し、「また1ヶ月今月も何卒よろしくお願い申し上げます」とご挨拶をして、終了。
この流れが正式な作法です。
神棚へのお供え物は喪中でもする!
たとえ喪中であっても、神棚へお水とお米のお供えはしましょう。たとえ、ご家族・ご親族が亡くなられたとしても、神様は神棚のお社におられますから、喪中でもいつもと変わらず、お供え物はしましょう。
神棚へのお供え物を毎日できない人は神棚を入れない!
神棚で神様を祀ればそのお力を授かれるわけですから、毎日、お水とお米を交換するのは当然のことです。こちらから何もしないのにも関わらず、神様に守ってもらいたい。なんていうのは虫のいい話です。
仮に、毎日お水やお米を交換できない人は神棚を自宅や事務所へ入れるのはやめましょう。
長期間、 留守にする時の神棚への作法
しかし、例えば仕事の出張や家族旅行などで自宅を2~3日あるいはそれ以上長期にわたって留守にする際は、物理的にその場にいないわけですから、お供えを交換できなくても仕方がありません。(もちろん、例えば家に残したご家族が代わりにお水とお米を交換するのがベストではあります。)
ただし、神棚のお社におられる神様に向かって、「△△(行き先)へ行きます。○○日まで留守にいたします。お水とお米を交換できません。申し訳ございません。」ときちんとお断りとお詫びをすることを必ず忘れないようにしましょう。
僕も仕事の出張中は毎日、龍神様にお供えしているお水を交換できませんので、出頭外出時にそのお断りは必ずしています。
ちなみに、出張や旅行時にすでにお供えしているお水やお塩やお米、お酒を下げるのかについては、そのままでOKです。ただし、1ヶ月も留守にする場合は、さすがに状態が悪くなるので、お供え物を下げた方がよいです。
そして、お供え物は一日のうちで必ず朝にするものですから、出張や旅行から帰ってきた日は何もせずに、その翌朝にお供え物をするようにしてください。出張先や旅行先から買ってきた食べ物をお供物としてお供えするのが望ましいです。
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