どうも、告知師・案内人の高寺です。(Twitterもやっています。フォローよろしくお願いいたします。)
今回は、神棚を設置する際に「雲」と書いて天井に貼りつける場合の正しい作法について、子龍先生に伺ってきましたので、ぜひ最後までご覧ください。
神棚に雲を用意しなければならない理由
神棚を設置する際に、その場所が例えば、8階建てマンションの5階だったとしましょう。最上階でないならば、「必ず」雲ないし天あるいは空と書いたものを神棚の真上に貼りつけなければなりません。
それは、神様はすべての生きとし生けるものの最上におわす存在だからです。
インターネット上では「必ずしも『雲』を用意する必要はありません」と書かれているページがありますが、「必ず」用意しなければなりません。上の階に人がいるということは、神様からすれば足で踏みつけられているということですから、良い気はしません。人間で考えれば、至極当然のことでしょう。
祀る神様が最も立場が上ということをわかってもらうためにするものですので、心眼成就を狙うならば、必ず「雲」あるいは「空」「天」を用意するようにしましょう。
神棚を設置する際の「雲」に関する正しい作法
上記の前提で、どのようなものをどのように用意して、どのように配置すれば良いのか。以下ご紹介します。
神棚の「雲」はどこで買う?
ホームセンターでも通販でもどこから購入してもOKです。シール形式のものでもステッカー形式のものでも形式はどんなものでもかまいません。
大きさの目安としては、縦横それぞれ9㎝程度の正方形のものがよいでしょう。
神棚の「雲」の書き方
雲は自分で書いてしまってもよいです。その際は墨汁でも筆ペンで書いていただければOKです。書体も気にする必要はありません。なんでもOKです。しっかり丁寧に「雲」と書くようにしてください。
神棚の「雲」の貼り方
雲と書いた紙を貼りつける際には、テープや両面テープで貼りつけていただいてOKです。もしホームセンターや通販等で購入する場合には、貼り付け方について説明書きがあるだろうので、そちらをご覧いただけますと幸いです。
神棚の「雲」の交換は必要か
交換は必要ありません。一度貼ったら、ずっとそのままでOKです。
処分方法
仮に、きちんと貼りつけたつもりが剥がれてしまったといった場合、「雲」を処分する際には、天井に雲と貼りつけられているのを剥がして、ティッシュにくるんで神社の社務所等、お正月や小正月にでも持参しお焚き上げしてもらうようにしてください。
神棚の「雲」の飾り方
神棚に設置しているお社中央の真上に貼りつけるようにしてください。
そして、「雲」なら雨冠がこちら側に向くように設置、「空」ならウ冠がこちら側に向くように設置、「天」なら一画目がこちら側に向くように設置するようにしてください。
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