どうも、告知師・案内人の高寺です。(Twitterもやっています。フォローよろしくお願いいたします。)
神社と寺の違いは何か。解説していきます。
神社と寺の違い
- 神社で敬うは神様、寺で敬うは仏様
- 「教え」の有り無し
以下それぞれ、解説していきます。
神社で敬うは神様、寺で敬うは仏様
まず、この違いがありますよね。
これ以上、説明する必要はないでしょう笑
「教え」の有り無し
その他には神社には教えや道徳がありませんが、寺には教え・道徳がありますよね。
般若心経なんかもそうですし、「こうでなくてはならない」という教えがあります。
「死んだら天国に行く。いいことをするから天国に行ける。悪いことしたら地獄に行くぞ」という「教え」は仏様、お寺のものですよね。
お寺にいるお坊さんというのは、人間の生前のあり方 。死んで生まれ変わったあり方、黄泉の国に行った先の世界を説いてくる、それが曼荼羅で描かれているわけです。
真ん中にお釈迦様がいて、如来がいて地獄があって、という絵のことですね。
「こういう風になってるんだよー。人間は死ぬとこうなってねー」という教えを説くところがお寺です。
一方、神道には教えがありません。「祝詞を読みなさい」って小学校で言われませんよね。神様を教えるところが神社ではないのです。
別の切り口で説明しますと・・・神社は宗教ではありませんが、お寺は宗教です。
宗教には必ず経典(=教え)がありますよね。西洋のキリスト教(=聖書)や中東のイスラム教(=コーラン)なんかもみんな経典があります。
が、日本の神様には教えがありません。
日本人は道徳(=教え)をどこから学ぶのか。
「親を大事にせよ」「親孝行しなさい」とか「悪いことをしたら謝る」「約束を破らない」といった人の道というのは、すべて武士道からきているんですよね。
仏道の中にも武士道の考え方が入っています。
しかし、武士道に「神」に関する事柄は入っていません。
以上が、神社とお寺の違いです。
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