どうも、告知師・案内人の高寺です。(Twitterもやっています。フォローよろしくお願いいたします。)
本当の意味で正しい神社参拝方法を知っている人はほとんどいないんじゃないかと思います。
かく言う私も子龍先生にお会いするまでは厳密には知らなかったです。。
今回の記事では、先生が直接、神様から「このようにせよ」と教えられた神様に愛される失礼のない正式な神社参拝方法をお伝えいたします。
先生との対談音声で確認したい方はコチラをご覧ください。
文章でご確認したい方はその先を読み進めてください。
正しい神社お参りの作法
①鳥居前で一礼する
※途中さらに鳥居や山門があれば、鳥居や山門があるたびに一礼する
↓
➁手水所で両手と口をしっかり清める
手水所で、まず左手⇒右手⇒左手で口の中にお水をしっかり含ませて吐き出し、清めます。
↓
③本殿に行く
↓
④お賽銭を入れ、鈴があれば鈴を鳴らす
お賽銭の金額も鈴を鳴らす回数も任意。
↓
⑤二礼二拍手(神社によっては二礼四拍手ですので、事前にその神社の参拝方法を確認しておくのがよいです)。
手を合わせる際は、左手の指先が右手の指先よりも上になるようにズラして合わせるのがポイントです。
※神様は左手に宿るので左手を上、そして我々は神様よりも下なので右手が下。
↓
⑥ここからは、その神社に初めて行く場合と二度目以降の場合とにパターンが分かれます。
◆初めて参拝する神社の場合
本籍、生年月日、本名。生業(職業)、住所、会社名、役職を名乗ります。
その神社が他人からの紹介であれば、その旨をお伝えする。例えば「このたび、○○のご紹介をもちまして、(御祭神名)様とご縁をいただきたく参りました。今後ともお見知りおきのほど、何卒よろしくお願い申し上げます。」といった感じで。
そして、最後一礼してその場を去ります。
初めて行く神社の場合には「お初にお目にかかります」というご挨拶なんで願い事はしない方が良いです。
◆参拝が二度目以降の神社の場合
住所、名前を名乗ります。
次に、御祭神名を言い神様と神社のご繁栄、弥栄を祈ります。
そして、願い事を言うと同時に「願いが叶った暁には感謝を忘れずより一層精進します」と伝えます。
最後、一礼してその場を去ります。
願いが叶ったら必ずお礼参りにその神社に行きましょう。
これは、必ずです。お礼参りに行かない人んは神様もそっぽを向きます。大願・心眼を成就し続けてもらいたいと願うなら、必ずお礼参りに行くことを忘れないでください。
なお、お礼参りの際はお礼のみで祈願・お願い事はしないことに注意です。
「この度神様にお願いしていた心願が成就しましたので、感謝の気持ちをお伝えに参りました。ありがとうございます、感謝いたします。」といった形で、しっかりお礼参りをするようにしましょう。
さらに注意点としては、いろんな神社でお願い事をしてしまうと、どの神社の神様にその願いを叶えてもらえたのかわからなくなるので、あまりむやみやたらに様々な神社に行くのはやめた方がよいです。
神様とお話ができる先生に聞けば「○○神社の御祭神が叶えてくれたぞ」とわかりますが、一人では何もわからないはずですので、神社に行くなら特定の神社に続けて参拝されることをオススメいたします。
↓
⑦帰りに鳥居をくぐった際、振り返って一礼して参拝終了。
神社には、まずは産土神社からお参りする
物心ついて自分の意志で「神社参拝しよう」と思った際、まずは産土神社に参るのが本筋です。
産土神社というのは、御宮参りをした際の神社のことです。親御さんが「子供を授かりました。このように命名しました。」と神様にご報告しに参った先の神社ですね。
この神社の神様はこの世に生を受けた時からあの世に行くまでずっと見守ってくれているので、まずは、「これだけ大きくなりました。ありがとうございます。」とまずはじめにご挨拶に行くのがベターです。
そうとはつゆ知らず、地元の神社に参拝したり、旅先の神社に参拝したり。といったこともあるでしょう。それはそれで問題はなく後からでもよいので、産土神社に詣でるということをしていただければと思います。
神社にお参りする時間・タイミング。何時までならよいのか
各神社、開門時間と閉門時間が決まっているので、それに合わせて都合のよい時間にお参りしてOKです。
ただし、開門から閉門までの時間にその日、神様が実際にいらっしゃるかどうかはまた別問題です。おられるかおられないかは、普通の人はわからないと思います。
先生のオススメの時間帯は、午前中。というのも、一日の中で神様が一番力が強いからです。といっても、朝3時とか4時は控えた方がいいです。まだそれくらいの時間は闇夜と解釈すべき時間帯ですので。
闇夜が近づいてくると、だんだん魔や怪異が神社に近づいてくるので、なるべく日が高い時間帯に参拝することをオススメいたします。
ですから、まぁ朝7時8時以降の参拝がよいでしょう。
オススメの参拝日
ちなみに先生は毎月1日、15日には産土神社にお参りする。と決めてらっしゃいます。
なぜ、1日と15日なのか。と言いますと、神様から直接「1日と15日には神社にいる」と言われたから。なんです。
※日本全国どこの神社でも、1日と15日に神様がその神社におられるかはわかりません。
それこそ、先生のように神様とお話できる人にしかわかりません。
ただし、その神社に実際に神様がおられなかったとしても、「○○という人間が神様を訪ねてこられましたよ」とお付きの者から伝言していただけるので、神社参りして失礼にはあたりません。
天赦日や一粒万倍日に参拝するのもよいでしょう。
神社お参り時の正しい鳥居のくぐり方
そもそも鳥居は何のためにあるかというと、鳥居をくぐるとその先は神域です。
人間世界でも他人の家に行けば、玄関の前にチャイムを押す場所がありますよね。鳥居というのは、そのチャイムを押す場所にあたるのです。
つまり、人間世界と神世界の出出入口・玄関にあたるものです。
ですから、しっかり礼をして鳥居をくぐる必要があります。
具体的には。①一礼をして鳥居をくぐる➁鳥居の真ん中は神様が通るので、必ず右端っこを通る。
この2点を守るようにしてください。
神社本殿に鈴がある時の正しい鳴らし方
鈴の役割は、人間世界で例えると他人の家に行った際の「ごめんください」なんです。正しい鳴らし方というのは無く、何回も何回もそれもけたたましい音を出しながらとかではく、節度ある強度で数回鳴らせばOKです。
お賽銭はいくらがよいのか
そもそも、お賽銭は何に使うのかと言えば、もちろん神様が使うわけではありません。神様をお祀りするお社の修繕費だったり、大祭の配り物だったりカレンダーだったり、お守りをつくったり。そういったものに使われるお金なんですね。
お賽銭と言うと、たくさん神様に差し上げればいっぱい徳を いただけるんじゃないかなと思うかもしれないですが、関係ありません。むしろ。神様自身はお金に興味がありませんので。
ですから、無理してお賽銭の金額を上げるのではなく、自分が負担できる範囲の金額をお賽銭として入れてください。
極論、1円でもいいのです。
金額が小さいからといって、神様が文句を言うのか。と言うと、神様はそもそもお金に興味がないので、いくらでも問題ありません。
神社参拝時にお願い事してはいけない。ことはないが・・
神社参拝時にお願い事をしてもよいのですが、先生いわく「お願い事」というよりかは「誓約」とおっしゃっています。
つまりは、「神様お願いします。お願いします」というのはなく、しっかり努力することを大前提に「私は○○を達成するために、このようにいたします。精進してまいります。お力添えいただけますと幸いです」といったニュアンス。
目標達成のためにやるべきことをやらない人間に対して、神様は御神徳を授けてはくれない。という人間社会でも至極当たり前の認識が大切ということです。
これだけは絶対ダメ!注意事項
- 神社内のものを持ち帰らない
- 神様の御役目に沿ったお願い事をする
以下それぞれ解説していきます。
神社内のものを持ち帰らない
神社内の草木、花、石などを持ち帰るといったことは絶対にしないでください。神様にひどく怒られますし、罰が当たります。
神様の御役目に沿ったお願い事をする
そして、もうひとつ。
神様には、それぞれお役目があります。そのお役目にそったお願い事をするのが鉄則です。そうしないと、叶えてくれないですし、神様に嫌われてしまいます。
人間世界でも、自分の仕事じゃないのに仕事を振られるとイラっとしますよね。それと同じ。と考えてください。
例えば、菅原道真公であれば学問の神様ですよね。そのように、神様それぞれに得意分野があります。
なのにも関わらず、縁結びを祈願しに行っても叶えてはくれません。それは出雲大社の大国主命様のお役目です。
逆に、出雲大社へ「俺、東大合格したいです!」と学業成就のお願いをしに行っても、これまた得意分野ではなく叶えてはくれませんので、要注意です。
どの神社の御祭神が何が得意なのかは現地に行けば書かれていますが、事前にGoogle検索すればすべてわかりますから、調べて確認してから参拝されることをオススメいたします。
その他、神社参拝に関するQ&A
実際にメルマガ読者様からいただいた神社参拝に関するご質問と子龍先生の回答は以下の通りです。
Q.参拝する神社で祭りが行われていた時に参拝をするのはアリか。
A.原則参拝OKですが、神社によってはダメな場合があるので、社務所に行って確認してください。
ただし、祭り時には神様は神輿の上に乗ったりお酒を飲んだり、お祭りを楽しんでおられるので、人々の祈願を聞かれていないケースが多いです。苦笑
ですので、本殿にはおられない可能性が高いです。ですが、そこは神様であられます。「皆も祭りを楽しめ」とほんの少し御神徳をお授けにはなられます。
Q.摂社や末社や合祀神社の場合、境内にもインターネットにも拍手の回数が不明な場合がありますが、このときは本殿と同じ回数を行えばいいのか。
A.ちなみに摂社、末社というのは御神祭の御親戚の神様が祀られている場所です。ですから、御祭神と同じ柏手の回数でOKです。
Q.御祭神を間違えて参拝してしまった時の神様への謝罪の仕方について。
A.「大変申し訳ありませんでした」と再度、参拝しなおせばOKです。後日でも「先日は大変申し訳ございませんでした」と参拝しなおせばOKです。
神社が遠方にあり、再度行けない場合は自宅近くにある神社または自宅に神棚があれば神棚の前で、無い場合は心の中で謝罪をすればOKです。
Q.夏場だと境内にも蚊が出てくるが、参拝中に蚊を払ってもいいのか。参拝中でなくても、叩いたりして殺生をしないほうがいいのか。
A.蚊を払っても問題はありません。ただし、先生は殺生をせぬようにいつも虫よけスプレーをして、参拝されておられます。
Q.お供物を置く時の置き場所について。置き場所が用意されていない神社へのお供物の置き方はあるのか。
A.社務所に確認してください。
Q.お供物を用意する頻度について。月に1度置くのか。それとも心願成就した際に置けばいいのか。
A.お財布事情がありますので、毎回お供えをしなくて大丈夫です。心願が成就した時でOKです。
あまり頻繁にお供物をお供えすると、神様が「そんなにたくさんお供物をお供えしてくれてお前の財布事情は大丈夫か?」とお気遣いされてしまいます。
ちなみに、稲荷大社のトップでおられるウカノミタマノカミは年中食べたい、飲みたいという神様ですので、お供物はするなら毎回するのがよいです。「毎回」というのがポイントです。
途中でお供物をやめる人については「わしを愚弄するかこやつ」と怒るそうです。
Q.お供物は摂社末社にも置いたほうがいいのか。
A.不要です。そう昔、先生は神様から言われたそうです。摂社末社は御祭神のご親戚の神様です。
御祭神にお供物をすると、御祭神から摂社末社の神様へおすそ分けされるので、摂社末社へのお供物は不要です。
Q.お供物を用意する際、神様の好みなどはあるのか。それはどのようなものがいいのか。
A.一般的には、お神酒とお米、そば、季節の野菜、果物をお供えします。
確かに神様ごとに好みはありますが、一般の方にはわからないので上記をお供えすればOKです。ちなみにウカノミタマノカミは、天津甘栗と油揚げが大好物です。
Q.好みのお供物が生もの(例えば魚など)の場合、夏の時期などにお供物を置くのはいいのか。腐って逆に迷惑をかけないか。
A.社務所に確認してください。
Q.神社に行く際の服装はどういったものが良いのでしょうか。NGなことも合わせて教えていただきたいです。
A.初めて参拝する神社の場合は、気持ちキレイめの服装がよいです。男性であれば、ジャケット+パンツ姿で行く等、多少気にされた方がよいです。
一方、二度目三度目以降の神社参拝なのであれば、短パン×TシャツでOKです。
Q.↑のご質問に付随しますが、稲荷様の神社ではレザーを身につけない方が良いというお話を聞きましたが、こちらは本当でしょうか。
A.嘘です。
おそらくは、革=殺生に値するため、そう言われてるかと思いますが、着用して大丈夫です。
ただし、キツネの毛皮でこしらえたマフラーや毛皮コートは絶対に控えてください。
その理由については、ある逸話があるのですが、身に危険が及ぶ恐れがあるため。とだけお伝えしておきます。
余談ですが、葬儀や法事など仏事には革製品はNGです。
Q.引っ越し前後での神社参拝の対応について。今年中に引っ越す予定なのですが、引っ越す前には定期的に参拝に行く神社にその旨を伝え、「新天地ではこれからよろしくお願いします」といったように、新しく定期的に参拝に行く神社で挨拶を予定しておりますが、こちらの対応は問題ないでしょうか。
A.素晴らしいです。そのまま励行してください。
ポイントとしては・・・
引っ越しする前の神社の神様に「○○に引っ越す予定です。本日まで本当にありがとうございました。お世話になりました。また新天地の神社で御祭神に無事引っ越しが完了した旨をお伝えしますので、改めてご連絡させていただきます」と伝えてください。
ちなみに、引っ越し前と引っ越し先の神社で御祭神が同じということはわりと多いのでですが、もし違う御祭神でも、引っ越し完了後には「お初にお目にかかります。こちらへ来る前は○○(前の住所)におりましたが、その近くの神社の神様は△△(御祭神名)という神様です。本当にお世話になりました。無事引っ越しが完了できました旨をよろしくお伝えくださいませ」とお伝えしてください。
そのうえで、新天地の神社の神様には本籍、新住所、生年月日、名前、職業、役職を名乗り、「今後とも何卒よろしくお願いいたします」とご挨拶ください。
そうすれば、神様同士は日本全国どこでもつながっているので、神様から神様へ連絡をしていただけます。
以上が正しい参拝方法ですので、ご参考ください。
コメント