社交的なんだけど心を開いていない。
なんだか矛盾するようですが、実際にこのような人はいます。
あなたもそのうちの一人かもしれませんね。
もしかしたら、普通に思ったことをしゃべっているのにも関わらず、「もっと本音でしゃべってくれよ」と言われて困っているかもしれません。
今回の記事では、
- 社交的なんだけど心を開いていない人の特徴やその隠れた心理
- そのような人が心を開く方法
- 社交的なのに心を開かない人への心の距離の縮め方
書いていきます。
社交的だけど心を開いていない人の特徴
- 会話が浅い
- 自己評価が低い
- 信頼できる人を見つけることが難しい
- 感情を抑制する
- 慎重な人柄を好む
- 一人でいることを好む
- コントロール欲が強い
ひとつずつ詳しく、以下見ていきましょう。
会話が浅い
一般的に軽いトピックや表面的な話題にとどまり、自分の感情や考えを深く掘り下げたがらない傾向があります。
個人的な感情的に深い話題を避け、安全な話題にとどまりたがる傾向があります。
そうして自分自身について話すことを避ける傾向があり、他人の話を聞くことに関心を持ちます。
自己評価が低い
彼らは自分自身を価値のある人間として見ていない可能性があります。自分に自信がないからこそ、胸の内を明かさないというわけです。
信頼できる人を見つけることが難しい
他人を自分に近づけず、自分の感情や考えを共有しないため、信頼を築くのが難しいと感じる場合があります。
感情を抑制する
自分の感情を常に制御し、表に出さないようにする傾向があります。そのため、他人の前では常に冷静かつ感情の制御ができる印象を与えます。
慎重な人柄を好む
自分の感情や考えを他人に知られることを避けるために、慎重な人柄を好みます。
一人でいることを好む
社交的な状況よりも、むしろ自分の時間を好むことがあります。自分のテリトリー、パーソナルスペースを大事にするのですね。
人との交流を楽しむことはできますが、相手との関係が深くなることは避ける傾向があります。
コントロール欲が強い
コントロール欲が強い人は、自分自身や周囲の状況を完全にコントロールできると思い込んでいる人です。
このような人は、自分が心を開くことで周囲への自分自身の制御力が失われるのではないかと感じるために、自分からは心を開かない場合があります。
心を開くことで、自分自身をリスクにさらし、自分自身の考え方や価値観を変えざるを得なくなる可能性があるため、それを避けるために心を開かないのです。
それでも、表面上は社交的であることで、周りの人々を自分のコントロール下に置いているように感じているのかもしれません。
社交的なのに心を開かない理由・心理
- 心の傷やトラウマ
- 独立的な性格
- コントロールの欲求
心の傷やトラウマ
過去の経験から、他人を信頼することを避けているのかもしれません。自分を「安全だ」と感じる環境を持っていないがために、自分を開放することができずにいる可能性があります。
自己防衛、恐怖や不安からそうなるというわけです。
独立的な性格
独立的な性格で、他人との関係を開くことにあまり関心がないのかもしれません。
あるいは、相手への依存を避けているのかも。信頼しきっていて、もし裏切られたら自分が傷つきますからね。
コントロールの欲求
自分の感情や状況を、他の誰かではなく完全に自分でコントロールすることを望んでいることから、心を開かないのかもしれません。
ある意味、自己中心的思考とも言えます。自分の気持ちや欲求を優先させていて、他人と共感することが難しいと感じているのかも。
社交的なのに心を開かない人への心の距離の縮め方
- 自己探求をする
- リラックスする
- 共通の趣味や興味を持つ人と交流する
- 感情や思考を書き出す
- 様々な経験を積む
自己探求をする
何を求めているのか、どうなりたいのか。
自分自身について深く理解することで、自分の感情や思考をより明確にする必要があります。
自分自身を理解し、そんな自分を許して受け入れることができれば、素直に自己開示をして、他人と良好な関係を結べるようになります。
感情を否定したり抑えたりすることは、心を閉ざす原因になりますからね。
自分自身に対して優しく接してあげることです。
リラックスする
ストレスや不安は、心を開くことを妨げる要因の1つです。リラックスするための方法を探し、ストレスを軽減することで、より自然な形で心を開くことができます。
時間がかかってもよいのです。
心を開くことは簡単ではありませんから。
時間をかけて、自分自身や他人との関係を深めていけばよいのです。
共通の趣味や興味を持つ人と交流する
共通の趣味や興味を持つ人と交流することで、心を開くことができます。自分自身を理解してくれる人や、自分自身が興味を持つことについて熱心に話すことができる相手との関係は、心を開くための基盤となることがあります。
まずは身近な人との関係を強化することが大切です。家族や友人、恋人など、自分自身が信頼している人たちとの関係を深めることから始めてみてもよいかもしれません。
感情や思考を書き出す
自分自身が感じている感情や思考を書き出すことで、自分自身をより深く理解することができます。また、自分自身が言葉にできなかった感情や思考を書き出すことで、他人とのコミュニケーションにおいても役立ちます。
様々な経験を積む
様々な経験を積めれば、自分自身をより深く理解することができます。
新しい人や場所、文化に触れることで自分自身の視野を広げ、自分自身が興味を持つことについてもっと知ると良いでしょう。
社交的なのに心を開かない人への対処方法
- 落ち着いた雰囲気を作る
- 相手のペースに合わせる
- 批判的な言葉を避ける
- 相手の興味や関心を探る
- 相手に自分から話を振る
- 認めてあげる
- 長期的な視点を持つ
落ち着いた雰囲気を作る
社交的なのに心を開かない人は、警戒心が強く、不安やストレスを感じている場合があります。そのため、リラックスした雰囲気を作り、相手が安心して話せるように心掛けましょう。
例えば、静かな場所や居心地の良い場所を選んで、相手がリラックスできる環境を作り出すことができます。また、相手が話しやすいトピックを提供することで、相手のストレスや不安を減らすことができます。
相手のペースに合わせる
心を開かない人に対して無理強いをすると、ますます心を閉ざしてしまうことがあります。相手のペースに合わせ、自然な流れで話を進めるようにしましょう。
また、相手が話していることに注意深く耳を傾け、相手の気持ちを汲み取るようにしましょう。相手が自分の話に理解や共感を示すと、心を開くきっかけになります。
批判的な言葉を避ける
相手に対して批判的な言葉を避け、相手の良いところを見つけるようにしましょう。相手に対してポジティブな態度を示すことで、相手も自分自身に対して同じような態度を取ることができます。
相手の興味や関心を探る
社交的なのに心を開かない人は、自分自身について語ることに苦手意識を持っている場合があります。そのため、相手が興味を持ちそうな話題を探り出し、話題を振ることが大切です。また、相手が何に興味を持っているかを聞き出すことで、相手との共通点を見つけることもできます。
相手に自分から話を振る
相手が自分から話を振ることができない場合は、自分から話を振ってみましょう。ただし、相手に質問攻めになってしまわないよう、自分自身の話題も提供するようにしましょう。相手との共通点を見つけることで、相手との距離が縮まる可能性があります。
認めてあげる
相手が話をした後には、相手の気持ちを受け止め、認めてあげることが大切です。相手が抱える悩みや不安を理解し、共感してあげることで、相手が心を開きやすくなるでしょう。
相手が心を開くまで、尊重の念を持って接してください。
長期的な視点を持つ
心を開くことは簡単なことではありません。相手に対して長期的な視点を持ち、信頼関係を築くことが大切です。焦らずに相手との関係を深めていくように心がけましょう。
