一日の始まり、朝の目覚めはスッキリといきたいところ。
悪夢、怖い夢を見て起きるのなんて最悪ですよね・・・。。
しかしここ最近、怖い夢を見るのが続いているかもしれません。
どうやったら、怖い夢を見なくなるのでしょうか。
詳細に書いていきたいと思います。
目次
怖い夢を見てしまう原因
怖い夢を見てしまう原因は一言で言えば、「ストレス」です。
ストレスを軽減させることが怖い夢を見ずに済む最大の対処法です。
そもそも、睡眠には脳も体もどちらもしっかり休めている深い眠り状態の「ノンレム睡眠」と、体自体は休んでいるけれども脳は働いている浅い眠り状態の「レム睡眠」の2種類があり、睡眠中はそれぞれが交互に表れるようになっています。
怖い夢を見るタイミングは、脳が活発に働いている「レム睡眠」の時に見るものと言われており、起床の準備段階、もうすぐ起きそうというタイミングによく見ると言われています。
もし頻繁に怖い夢を見るということであれば睡眠の質が低くなっており、浅い眠りであるレム睡眠の状態が断続的に続いているとみるのが自然です。
怖い夢を見てしまう主な原因としては、下記のようなものが一般的です。
- 精神的ストレス
- 肉体的疲労
- 心的外傷後ストレス障害(=PTSD)
- 薬剤やアルコール
精神的ストレス
普段から精神的ストレスを抱えていると、睡眠の質が下がってしまいます。
また、不安や心配事を抱えている時もぐっすり眠ることができず、睡眠が浅くなる傾向にあるんですね。
特に怖い夢は、夜ベッドに入る際に、ネガティブなことを考えていると起こりやすいと言われており、常日頃抱えている精神的ストレスや不安・心配事が怖い夢を引き寄せてしまっていることが考えられます。
肉体的疲労
少々のことであれば、むしろ健康に良いのですが、長時間労働など過度の過労感はストレスにつながり、結果的に睡眠の質を低下させてしまいます。
長時間働いている影響で睡眠時間が削られ睡眠不足に陥っている場合や睡眠リズムが乱れていることで「寝つきが悪い」「寝ても疲れがとれない」という場合にも、睡眠の質が低下している恐れがあります。
以上の通り、肉体的疲労が浅い眠りを誘発し、怖い夢を見てしまう。という因果関係は確かにあります。
心的外傷後ストレス障害(=PTSD)
PTSDとは、いわゆるトラウマになるような体験が引き金となり、自分の意志とは関係なく頭の中で悪い出来事をフラッシュバックしたり、怖い夢を見たりする状態のことを言います。
PTSDの人は特に、緊張状態や不安状態が強いばっかりに怖い夢を見やすいと言われています。実際、戦争などでPTSDになった人の多くは怖い夢に悩んでいるという報告もあります。
加えて、パニック障害や社会不安障害といった不安障害も不安や恐怖を必要以上に感じてしまう体質ですから、同様のことが起こりえます。
薬剤やアルコール
薬剤やアルコールを摂取することで、怖い夢を見るということもあります。
アルコールは確かにリラックス効果はありますが、どちらかと言えば睡眠の質を下げ、怖い夢を見ることの原因につながりやすいと言われています。
ですから、寝る前の摂取には要注意です。
不眠を改善するために薬剤を投与している場合も、怖い夢を見てしまう傾向にあります。これは、薬の副作用がそうさせてしまうのです。
ただし、薬の場合はワケがあって飲んでいるわけですから、怖い夢が続く場合には薬を処方されたお医者さんに相談することをオススメします。
怖い夢を見ないための対処法
一言で言えば、日常抱えているストレスを減らすことに尽きます。
ストレスを減らし、浅い眠りの時間を今よりも短くして、できるだけ睡眠の質を上げることが必要です。
いつも寝ているお部屋の環境を整えててみてはいかがでしょうか。
一般的に睡眠に適切と言われている温度として、夏は25℃~26℃、冬は22℃~23℃、湿度は1年間通して50%~60%がベターと言われています。
また、ベッド(マットレス)や枕、布団にも予算の範囲内でこだわるのもよいでしょう。
その他、以下のことに気を付けることをオススメします。
- 毎日規則正しい生活を送る
- ストレスを適度に発散する
- 寝る前はできるだけリラックスする
毎日規則正しい生活を送る
ふだん、お仕事等で忙しいとは思いますが、朝起床する時から夜就寝するまで出来る限り同じリズムで規則正しい生活を送ることをオススメします。
例えば、以下のようなことに気を付けると、人間の身体本来のパフォーマンスを出してくれますよ。
- 朝起きたら日光を浴びる
- 朝昼晩、バランスのとれた食事をする
- 習慣的に運動や筋トレをする
- ふだんの就寝から起床までの時間を規則正しくする
ストレスを適度に発散する
あなたは、自分なりのストレス発散方法を持っていますか?
映画や読書、スポーツジム、気心が知れた友人との語らい、その他趣味などで適度にストレス発散することをオススメします。
寝る前はできるだけリラックスする
寝る前に嫌なことを考えたり、不安や心配事を頭に思い浮かべると、怖い夢を見やすくなります。ですから、寝る前だけはできるだけ+のことを考えるようにしましょう。
近い将来、古くからの友人に会うことだったり、おいしい食事に出かけること、何か小さい目標を達成できたことなど、心が弾むことだったり、自己肯定感が上がるようなことがよいですね。
寝つきが悪くなってしまう原因として、
- 寝る直前までスマホやPC操作をすること
- コーヒー(カフェイン)やアルコール飲料を飲むこと
- 寝る直前までごはんやお菓子を食べること
- 熱いお湯での入浴(ぬるめがオススメ)
- 筋トレなど身体に激しくストレスを与えること(ストレッチ程度にしておきましょう)
このようなことが挙げられます。
つい、やってしまっていることも中にはあるのではないでしょうか。
個人的には、スマホ操作はついついやってしまいます。ネットサーフィンをしながら寝落ち。なんてことは幾度となく経験があります汗
お互いに気をつけましょう。