「生きづらい」と思っている人は、周囲への気疲れがそうさせていることが多いです。
そんな人にとって、周囲に嫌われても平気な人を見ると羨ましく見えるものです。「自分は自分、よそはよそ」、周りに何を言われても別に気にしない、自分は自分の人生を生きるだけで、他人のために生きてるわけじゃないから、どうでもいいとさえ思っている。
そんなツヨツヨな思考になれるものならなりたいなぁと思っている人は多いでしょう。
では、嫌われても平気な人にはどんな特徴があるのでしょうか。またそのような考え方・生き方をするためにはどうしたらいいのでしょうか。
今回の記事にまとめてみました。
目次
嫌われても平気な人の特徴
- 自分に自信がある
- 自分の気持ちに正直
- 失敗を恐れない
- 自分自身を成長させるために行動する
- ポジティブな考え方をしている
以下、それぞれ詳しく解説していきます。
自分に自信がある
自分自身に対する自信が強いため、周囲の評価に左右されずに自分自身を信じて行動することができます。
その結果、仮に批判を受けたとしても自分自身を否定されたとは感じません。批判に敏感にならずに、自分自身の強みや改善点を客観的に見つめて、自分の行動を反省したとしても後悔することはなく、また新たな行動を起こすことができるのです。
自分の気持ちに正直
世の中やその国の国民性、所属しているコミュニティの価値観などに影響されず、自分の本心・気持ちに従って行動する傾向にあります。
また、正直であるというのは素直であるとも言えます。
ですから、仮に周囲から批判を受けたら、その批判に耳を傾け必要ならば改善します。
失敗を恐れない
自分がやりたい!やる意味がある!と思ったら、行動を起こします。自分に正直だからです。
そして、失敗を恐れません。
仮に失敗したとしても、自分が否定されたとは思わないのです。「今回はうまくいかなかった。じゃあ、どうしたらうまくいくのだろう?」と考えて、また新たな行動を起こしていきます。
自分自身を成長させるために行動する
成長欲があるというのも、ひとつの特徴です。
成長には痛みを伴います。それは、人体と同じです。成長痛と呼ばれるものですね。
成長するためには、それまで自分が経験してこなかったような新しいことをする必要があります。すると当然、周囲からは「前例にない」とか「大失敗したらどう責任をとるんだ」といった批判を受けることになります。
しかし、そんなことは当の本人には関係がありません。
「成長のためにはこれが必要だ!これをやるんだ!」と思ったら突き進めるのです。
そうやって、新しい経験をどんどん積んでいきます。常に自己成長にフォーカスして、行動を選択しているのです。
ポジティブな考え方をしている
障害や問題に直面しても、解決策を見つけることにフォーカスし、ネガティブな考えに固執することはありません。
たとえ困難な状況に遭遇しても自分にできることを見つけ、それに向けて前進することができるのです。
嫌われても平気でいるためのマインドセット
嫌われても平気な人間になるためのアプローチをお伝えしていきます。
- 自己肯定感を高める
- 自分自身を知る
- ポジティブな考え方を身に着ける
- コミュニケーション能力を向上させる
- エンパシーを持つ
以下、それぞれ詳しく解説していきます。
自己肯定感を高める
嫌われても平気な人になるためには、自己肯定感を高めることが重要です。自分自身を愛し、自分自身を受け入れることができれば、他の人々からの否定的な意見に影響されずにいられます。
自己肯定感を高めるためには、自分自身に対してポジティブな言葉をかけることが大切です。
自分自身に対して「私は価値がある」「私は素晴らしい人間だ」というような肯定的なアファメーションを繰り返し言い聞かせることで、自己肯定感を高めることができます。
自分自身を知る
嫌われても平気な人になるためには、自分自身を知ることが大切です。自分自身の性格や価値観、強みや弱みを知ることで自分自身を受け入れ、自分自身を愛することができます。
自分自身を知るためには自分自身に向き合い、自分自身に質問を投げかけることが大切です。
自分自身に対して「私は何が好きか」「私が大切にしている価値観は何か」というような質問を自問自答することで、自分自身を知ることができます。
そして、その本当の自分の気持ちに正直に生きることが大切です。
ポジティブな考え方を身に着ける
嫌われても平気な人になるためには、ポジティブな考え方を身につけることが重要です。
ポジティブな考え方を持つことで否定的な状況でも前向きに捉えることができ、ストレスを軽減することができます。
ポジティブな考え方を身につけるためには、自分自身に対してポジティブな言葉をかけることや、良いことを探すように意識することが大切です。
また、マインドフルネス(=今に集中すること)や瞑想などの方法を取り入れることで、ポジティブな考え方を身につけることができます。
コミュニケーション能力を向上させる
嫌われても平気な人になるためには、コミュニケーション能力を向上させることが重要です。
いくら嫌われても平気といっても、四面楚歌で誰も味方がいない、誰も自分の気持ちに共感してくれないという環境・人生はなかなかにつらいものです。
「嫌われても別に平気かな」と言っている人の周りを見てみるとやはり、誰かしらはわかってくれる存在がいるものです。
だから、安心して発言や行動をできるんですよね。
嫌われても平気な人というのは、自ら積極的に嫌われにいってるわけではなく、前提や状況によっては「結果的に嫌われてしまうことがある」というだけ。
ですから、たとえ嫌われても平気な人であったとしても、良好な関係構築のためのコミュニケーション能力は最低限必要です。
嫌われても平気な人であっても、仕事や学業で目標を達成するためには上司や同僚、教師やクラスメイトとのコミュニケーションは必要になりますし、サポートしてもらわないといけない場面が必ずありますからね。
ですから、普段から相手の気持ちに寄り添い、その場その場で適切なコミュニケーションをとるようにしましょう。
コミュニケーション能力を向上させるためには、まずは相手の気持ちに敏感になることが大切です。相手の言葉だけでなく、表情や態度からも相手の気持ちを読み取ることができるようになると、より良いコミュニケーションが取れるようになります。
また、自分自身の言葉遣いや表現方法にも注意を払うことも重要です。
相手に不快な思いをさせるような言葉遣いや攻撃的な表現方法は避け、相手に共感しやすい言葉や表現方法を選ぶように意識しましょう。
エンパシーを持つ
これは、「コミュニケーション能力を向上させる」という点と似ているかもしれません。
相手の気持ちや立場を理解し共感することで、相手との良好な関係を築くのです。
エンパシーを持つためには、相手の立場や気持ちを理解することが大切です。
相手の話をしっかりと聞き、相手が抱える問題や悩みに共感することができるようになると、相手との信頼関係が深まり、より良好な関係を築くことができますよ。