八百万の神々が一年に一回大集結するという出雲大社。
それはそれはむちゃくちゃパワー、ご利益のある神社なのですが、出雲大社を参拝するうえで知っておきたいタブーについて、今回は書いていきます。
せっかく参拝しているのに、神様を怒らせたら何のために行ってるのかわかりませんからね苦笑
神社参拝時のタブー行為
まず、これは出雲大社に限ったことではなく、その他の神社一般にも当てはまることですが、以下のことはタブーなのでご注意ください。
- 参道の真ん中を歩く
- 小銭を投げ入れる
- カジュアルすぎる服装で参拝する
ひとずつ説明していきます。
参道の真ん中を歩く
参道の真ん中は歩いてはいけません。
なぜなら、そこは神様の通り道だからです。
参拝時には必ず端に寄って歩くようにしてください。
小銭を投げ入れる
お賽銭を入れる際は、小銭は投げて入れてはいけません。
たまに投げて入れる人がいますが、タブーです。神様への無礼な行為となります。
静かにゆっくり入れるようにしてください。
カジュアルすぎる服装で参拝する
神社は神様がいる神聖な聖域です。なので、カジュアル過ぎる服装はNGです。
例えば、
- 帽子をかぶったままの参拝
- サンダルや穴が開いたダメージデニム
- 露出が多い服装
- 汚れた服装
は失礼な行為にあたりタブーですので、絶対にやめてください。
出雲大社参拝時、特有のタブー行為
次に、出雲大社参拝時特有のタブー行為が以下です。
- 御霊屋への立ち入りは禁止されています。出雲大社には、神々の霊が宿るとされる御霊屋がありますが、この建物には一般参拝者が立ち入ってはいけません。
- 出雲大社参拝時には、2礼2拍手1礼が一般的な作法です。しかし、出雲大社では2礼4拍手1礼が正式な作法ですので、ご注意ください。
- 参拝者は、御神木の前で儀式を行ってはいけません。出雲大社には「大楠神社」と呼ばれる大きな楠の木がありますが、この木の前で儀式を行うことは禁止されています。
- 夜間の参拝は原則禁止されています。出雲大社では夜は神々が活動する時間とされ、一部の祭事を除き、原則として夜間の参拝は禁止されています。
- 神前での祈りは静かに心の中で行うことが望ましいとされています。出雲大社には参拝者が祈りを捧げるための祈祷所がありますが、ここでの祈りは神前で静かに心の中で行うことが望ましいとされています。
- 神社の周辺での喧騒や大音量の音楽は禁止されています。出雲大社は周辺の自然環境を大切にしているため、神社周辺での喧噪や大音量の音楽などは禁止されています。
- 水の代わりに清め用の塩を使うことが望ましいです。出雲大社には清めのための手水舎がありますが、ここで水を使う代わりに塩を使うことが望ましいとされています。
- 御朱印は特別な場合以外、一度に1種類しかいただけません。出雲大社の御朱印は参拝者が訪れる季節や祭りによってデザインが異なるため、一度に1種類しかいただけません。
- 参拝中の写真撮影は禁止されていませんが、神社内の建物や神像、参拝者の邪魔になるような行為は避けましょう。また、撮影が許可されていない場所や時間帯もありますので、注意が必要です。
- 祭事の際には、特別な服装が求められる場合があります。出雲大社の祭事に参加する場合は普段着ではなく、白い衣装や袴、草履などの特別な服装が必要な場合があります。
- 参拝者は、神社内での飲食は避けましょう。出雲大社では神聖な場所での飲食は控えることが望ましいとされています。ただし、参道周辺には飲食店がありますので、そちらで飲食することは可能です。
- 出雲大社には「御砂」と呼ばれる砂があります。この御砂は、神聖なものであり、特別な意味を持ちます。御砂をいたずらに触ったり、持ち帰ったりすることは避けましょう。
- 出雲大社には、「御神体」が安置されています。御神体は、神様が宿るとされるものであり、非常に神聖な存在です。御神体に対して敬意を表し、決して触ったり、近づきすぎたりしないようにしましょう。
- 出雲大社には、「四つ辻の鳥居」と呼ばれる大きな鳥居があります。この鳥居は、出雲大社の象徴的な建造物の一つであり、非常に重要な存在です。そのため、鳥居に登ったり、触ったりすることは避けましょう。
- 出雲大社では、日本古来の信仰である「式年遷宮」が行われます。式年遷宮とは、神社の本殿を定期的に新しく建て替える儀式のことであり、出雲大社でも60年に1度行われます。式年遷宮の際には、神社が一時的に閉鎖されるため、訪れることができません。
- 出雲大社の鳥居のうち、青色の鳥居は「八幡大菩薩」の鳥居と呼ばれています。この鳥居には、悪霊を払う力があるとされていますが鳥居に手を触れたり、イタズラをすることは厳禁です。
- 出雲大社の境内には、様々な種類の樹木が植えられています。これらの樹木は、神聖なものとされており、枝や葉を折ったりすることは絶対にやめてください。
- 神社内での喫煙は禁止されています。また、アルコールの持ち込みや、飲酒による騒ぎは禁止されています。
- 出雲大社には、神社内にある神石(かみいし)と呼ばれる石があります。その神石は神様が宿るとされ、神社のシンボルのひとつです。そのため、神石に触れたり、乗ったりすることは禁止されています。
- 出雲大社では、一般的にはペットの持ち込みや連れてくることは禁止されています。ただし、介助犬や盲導犬の場合は、神社に事前に連絡をして許可を得た上で入場が可能な場合があります。ただし、その際にもペットに関するマナーやルールに注意し、他の参拝者に迷惑がかからないようにすることが求められます。
以上のことにしっかり気を付けて、出雲大社を満喫してきてください。