だるまです。
エン婚活エージェントとIBJ、どちらの結婚相談所にしようかとお悩みの男性に向けて、2021年~2022年までIBJで婚活&結婚した経験から、二つの結婚相談所を男性目線で比較してみました。
目次
エン婚活エージェントとIBJの違い
エン婚活エージェント(以下「エン婚活」)とIBJで違う点として、
- 料金
- 登録会員数、会員の質
- 対応可能地域
- サポートレベル、マッチングシステム
- 実績
- 運営ルール
という6つの観点から説明します。
料金
エン婚活は結婚相談所の中でも料金がかなり安いです。
具体的には初期費用10,780円(税込)、月額費14,300円(税込)を支払えば婚活をスタートできるんです。
婚活スタート後、もし3ヶ月経過してもお見合いが一件も成立しなければ、入会費用と月会費全額返金されるのも特徴。
このような料金プランになっていることから気軽に入会できるのはメリットですね。「とりあえず力試し」と登録して肌に合わないなら、退会という選択はひとつアリです。
一方のIBJは・・・・
コース名 | 入会金 | 月会費 | お見合い料 | 成婚料 |
エントリーコース | 181,500円 | 17,050円 | 不要 | 220,000円 |
アシストコース | 252,450円 | 17,050円 | 不要 | 220,000円 |
プライムコース | 400,950円 | 17,050円 | 不要 | 220,000円 |
エントリーコース・・・カウンセラーとの面談年2回まで、パーティ無料枠なし、1ヶ月のお見合い申込上限数10名
アシストコース・・・カウンセラーとの面談年6回まで、パーティ年4回まで無料、1ヶ月のお見合い申込上限数20名
プライムコース・・・カウンセラーとの面談年6回まで、パーティ年6回まで無料、1ヶ月のお見合い申込上限数30名
金額が高いコースを選択すればするほど、よりカウンセラーから手厚いサービスを受けられます。
が、どのコースでも普段から電話やLINE等でアドバイスはもらえますし、パーティに複数回参加したいということでないならば、エントリーコースで十分間に合うのではないかと思います。
料金面から見たメリット、デメリット
IBJは、結婚相談所の中でも一番と言っていいほど高額です。
しかし、それは男女共通です。
金額を払えるということは結婚を本気で考えてるということですし、礼儀やマナーがしっかりしている家柄の良い女性が多く集まるということです。
実際、IBJで約1年婚活をして、何十人とお見合いをしましたが皆、育ちの良い女性ばかりでした。
国内最大規模の会員数ですし、より多くの人にアプローチをして後悔がない婚活にしたい人や手厚いカウンセラーのサポートを受けて確実に婚約&結婚したい人にはオススメですね。
一方、エン婚活は確かに料金が安く始めやすいのですが、その気軽さゆえに真剣に婚活する割合が下がる恐れがあります。
こちらは真剣に結婚を考えて活動しているのに、相手は「とりあえずお試しで~」というようなノリだと温度差があって、なかなか交際が前に進まないといったケースもありそう。
実際、仮に結婚を前提とした交際が始まっても1年2年とズルズルといってしまう、挙句には「そもそも結婚したいかどうかわからない」とか言い出して破局を迎えるケースが少なくありません。
ですから、本当に結婚に対して真剣に考えている女性を見つけなければならないのですが、それをまったくの自分一人でやらないといけないのは、正直なかなかハードです。
その点、結婚相談所IBJでは3回~5回のデートをしたら結婚前提とした真剣交際に発展させるか決めてね!真剣交際に発展したら、どんなに遅くても3ヶ月以内にプロポーズ婚約するか決めてね!というように、男女ともにカウンセラーが婚活の進捗管理をしてくれるので、ダラダラ交際が続くようなことはありません。
料金もそれなりにしますから男女ともに結婚に真剣な人が集まりますし、話が早いのは大変よかったです。
実際、僕はIBJで結婚しましたが、妻とは出会ってたった4ヶ月で婚約⇒成婚退会しましたから(^^)
また、お金を支払えるということは家柄や育ちがよく、学歴も年収もそれなりにある可能性も高いです。
実際、IBJはその他の結婚相談所と比べてハイスぺ男女が集まる傾向が強いです。
登録会員数や会員の質
- IBJ
IBJ会員数は2022年10月現在、日本全国に男女合わせて81,593人在籍しており、結婚相談所としては日本最大規模。
男女比率は約50%50%。
20~30代女性で全体の約86.3%を占めており、85%が初婚。
短大、4大卒、大学院卒で全体の約75%を占めており、若い女性との結婚を望むなら申し分のない環境です。
- エン婚活
一方、エン婚活に入会してアプローチできる会員数は日本全国30,166人。
男女比率は約51%:49%。
20~30代女性で全体の約77%を占めており、IBJには劣りますが若い女性との結婚を望む方には良い環境と言えます。
短大、大卒・大学院卒女性は全体の79.8%、女性全体の88.7%が年収200万円以上です。
対応可能地域
IBJの店舗がある地域
※IBJのデメリットとして地方に店舗がないので、都市部にお住まいの人にしかオススメできない。というのがあります。
【東京都】新宿西口、銀座、有楽町、東京
【神奈川県】横浜
【埼玉県】大宮そごう
【愛知県】名古屋
【大阪府】大阪、なんば
【兵庫県】神戸
【京都府】京都
【福岡県】福岡
エン婚活のサービス提供可能地域
※毎月6名以上の会員を紹介可能な地域です。各都道府県の登録会員数は非公開ですが、下記地域は婚活して成果が見込める地域という想定ができます。
【北海道】北海道
【東北】宮城県
【関東】東京都、千葉県、埼玉県、神奈川県、群馬県、茨城県、栃木県
【中部】静岡県
【東海】愛知県、岐阜県、三重県
【関西】大阪府、京都府、兵庫県、奈良県、滋賀県、和歌山県
【中国】広島県、岡山県、山口県
【九州】福岡県、佐賀県、熊本県
サポートレベル、マッチングシステム
- カウンセラーによる婚活サポート
エン婚活ではスマホに専用アプリをダウンロードインストール後、お相手女性の条件を検索して婚活をスタートさせます。(IBJも同じ)
そして、気に入った女性に対してお見合いを申し込んでいくのですが、申込上限数は毎月10件まで。と制限されています。
エン婚活側からも希望条件に合わせて毎月最低でも6名の女性が紹介されますが、カウンセラーからのサポートは電話とメールだけ。直接顔を合わせての面談によるアドバイスはいっさいありません。
一方、IBJはどのコースを選択してもカウンセラーと面談する機会が設けられています。
入会後、プロフィールを一緒に作成するところから顔を合わせてお話をして、相手女性に対する希望条件や価値観、人柄などを共有することで、カウンセラーに自分のことをしっかり知ってもらうことができます。
これが、IBJ最大のメリットと言ってもいいかもしれません。
というのも、実際に婚活がスタートすると、専用アプリで相手女性を検索してお見合い申込をしていくことになります。
どんな女性からのお見合い申込を受けているか、断っているか。自分からどんな女性にお見合い申込をしているか。
お見合い成立後、お見合いやデートの感想を毎回カウンセラーに専用アプリを通じて報告することになっていますから、カウンセラーはこちら側の婚活をしっかり顔と名前と一致させた状態で把握してくれるんです。
結果、的確なアドバイスをもらえるんですよね。
エン婚活の場合はオンライン完結の結婚相談所です。
プロフィールは自分で考えて作成しないといけませんし、カウンセラーはこちらの人となりまでは把握してくれていませんから、たとえ電話やメールでの相談を受けてくれるとはいえ個別具体的ではなく、あくまで一般的な当たり障りのないアドバイスになる可能性が高いです。
恋愛経験がそれなりにあるor豊富な人であれば、それくらいのサポートレベルでもお見合いの「初めまして」からデートを重ねて婚活まで持っていくのは自力でいけると思いますが、恋愛下手・恋愛経験がさほど多くない女性慣れしていない人にとっては、なかなか至難の業だったりするものです。
自分が良かれと思ってしたことが実は裏目に出ていたり、自分が気づいていないマイナスポイントはあるものですから、自分で気づいて修正する自信がないのであれば、IBJのようなカウンセラーのサポートが手厚い結婚相談所を選んだ方がかえってコスパが良いですね。
- お見合い場所と時間のすり合わせ
お見合い日程と場所の調整について、エン婚活は会員が独自で調整しないといけないんですが、IBJの場合はカウンセラーが日程のすり合わせ、お見合い場所についてお店への予約までセッティングすべてを請け負ってくれます。
地味なんですが、これはめちゃくちゃ助かりました。
毎回毎回、相手女性と「この日は予定空いてますか?」「場所はここでいいでしょうか?」とやりとりをして、さらにお店の予約までして。ってのをすることを想像して欲しいんですが、超めんどくさいんです笑
ふだん、仕事をしながらその合間合間にセッティングしないといけないわけですから。。
ここも、IBJのサポートの手厚さはこういう点でも表れています。
- お見合い申込上限数
1ヶ月あたりのお見合い申込可能数について、エン婚活は上限10名/月ですが、IBJはコースによって上限が設けられています。
<IBJの場合>
エントリーコース・・・1ヶ月のお見合い申込上限数10名
アシストコース・・・1ヶ月のお見合い申込上限数20名
プライムコース・・・1ヶ月のお見合い申込上限数30名
相手にもよりますが、平日は仕事で忙しく休日は土日という場合が多く、お見合いは土日に入るパターンがほとんどです。
婚活中は1日に2人、3人とお見合いすることもありましたが、正直かなり大変です。
一回目のお見合いが終わり「次は、食事でもいきましょう」となった後、二回目の食事に行くのも土日になることが多いですから、その日程調整も先に延びたりスケジュール調整が大変なんですよね。
仕事をしながら同時並行で交際を進められるのはせいぜい2人、多くても3人までが限界でしょう。
(結婚相談所では、結婚前提のお付き合いを決める【=真剣交際】までに、仮交際と言って3~5回程度デートをして真剣交際に歩を進めるかどうかお互いに意思を確認し合う期間が設けられています)
それを考えた時に、相手からお見合い申込をされる分については上限は設けられていませんし、相手から申込分のお見合いもありますから、1ヶ月に申込する人数は10人程度で十分というのが実際に婚活をした感想です。
実績
IBJ | エン婚活 | |
成婚率 | 50.4% | 30% |
成婚までの平均在籍期間 | 非公開だが約1年とされている | 6.7ヶ月 |
成婚までの平均お見合い回数 | 非公開 | 非公開 |
成婚までの平均真剣交際人数 | 非公開 | 非公開 |
IBJの成婚率は成婚退会した人数を全退会者で割った割合、エン婚活のそれは6ヶ月以上活動を続けた会員のうち成婚退会した割合を示していますので、単純比較はできません。
各結婚相談所それぞれ「うちの結婚相談所で婚活すれば結婚できますよ!」とアピールしたいので、そのために有利に働く数字を宣伝として打ち出すので、成婚率は正直信用できないんですよね。
例えば、エン婚活は成婚退会と言っても婚約したわけではありません。
結婚を前提にお付き合いを始めただけで婚約ほど縛りはないですから、退会後に破局しているパターンが思ったよりも多い可能性は十分にありえます。
ですから、成婚率は話半分にとらえておくのがよいでしょう。
運営ルール
- 成婚退会の定義
エン婚活は結婚前提でお付き合いしたい女性が見つかった時点で成婚退会としているのに対して、IBJは真剣交際をしてプロポーズ婚約したら成婚退会としています。
ここで注意したいのが、エン婚活の場合は成婚退会後にお付き合いを継続させても案外、婚約結婚には至らないケースが多いということです。
「将来的に結婚はしたいけど、今すぐではないかなぁ」という女性が会員の中にはいますから、今すぐにでも結婚したいのであれば、相手の女性の真意をしっかり確かめておく必要があります。
じゃないと、お金と時間の無駄になりますからね。
その点、IBJは今すぐにでも結婚したい女性がほとんどで、結婚前提のお付き合いを開始してから3ヶ月以内には婚約するか決めないといけないんです。どんなに長くても6ヶ月ですね。
そのように暗黙のルールで決められています。
モタモタしていると、カウンセラーさんに「彼氏・彼女との将来は、どう考えてるんですか?」とせっつかれてしまいます苦笑
ですから、確実に婚約結婚まで持っていきたいのであれば、そして自分の力だけでそこまで持っていく自信がないのであれば、エン婚活よりもIBJの方がよいでしょう。
- 返金保証規定
エン婚活は入会から3ヶ月間の間、お見合いが成立しなければ入会費と月会費全額を返金してくれます。
一方、IBJは3プランすべて、活動期間に応じた返金保証がされています。月会費は返金されませんが、初期費用の一部が返金されます。
IBJとエン婚活、それぞれどんな人に向いているのか
IBJが向いている人
- 恋愛経験が浅く、カウンセラーのサポートが欲しい人
- 今すぐにでも結婚したいと結婚に前向きかつ真剣な人
- 家柄や育ちの良い女性と結婚したい人
- より多くの女性の中から選んで、心の底から納得して結婚したい人
- 都市部に住んでいる女性と結婚したい人
エン婚活が向いている人
- カウンセラーのサポートなしでも、お見合い~婚約まで進められる人
- 出来る限り、婚活にお金をかけたくない人