頭は賢いはずなんだけど、どこか抜けてる人っていますよね。
「なぜ、この人はこんなところでミスするんだろう?頭いいはずなんだけどなぁ」ってなもので。。
頭がいいのに、抜けてるっていったい、どういう理屈でそうなっているのでしょうか。
目次
頭がいいんだけど、抜けてる人の特徴
頭が賢い人は一般的に知的な能力が高く、学習能力や理解力が優れていることを示します。
その一方で抜けている人は時には単純なミスを犯してしまったり、注意力が散漫になってしまったり、物事をうっかり忘れたりする人のことを言います。
こう見ると、両者は相反するものと言えます。
ただし、頭が賢い人であっても、抜けてしまう瞬間があることってあるんですよね。
例えば、疲れがたまっていたり、ストレスがあったり、集中力が散漫になっているときなどは、抜けてしまうことがあるのです。
そして、全員がそうというわけではないですが、そういう人は以下のような特徴を持っている傾向にあります。
- 優れた創造性
- 集中力の欠如
- 実践力の欠如
- 社会的スキルの欠如
- 繊細な感受性
以下、ひとつずつ解説していきます。
優れた創造性
頭が賢い人は創造性に優れています。
しかし、時にその創造性が過剰に働いて現実的な判断を欠いたり、現実世界に適用することができないアイデアを提案してしまうこともあります。
集中力の欠如
頭が賢い人は、多くのことに興味を持つ傾向にあります。
しかし、そのためにあまり一つのことに集中することができなかったり、逆にひとつのことに集中して取り組んですぐに達成してしまっては飽きて、また別のことに興味を移してしまったりすることがあります。
会話の途中で話が飛んだり、大切なことを忘れたりすることだってありますね。注意散漫なところがあるのです。
実践力の欠如
頭が賢い人は、理論的な問題解決方法を論理的思考に基づいて提案することができます。
しかし、それを実践に移すことそれ自体は苦手であったり、具体的なアクションプランを立てることができなかったりすることがあります。
社会的スキルの欠如
頭が賢い人でも、社会的スキルに欠ける場合はあります。
例えば、自分の考えや意見を適切に伝えることができず、相手の気持ちを理解することが難しい場合があるのです。
他人に適切な反応を示さなかったり、場の雰囲気を読み取ることができなかったりすることがあるのです。
繊細な感受性
頭が賢い人は、感受性が豊かであることが多いです。しかし、それは多くの人が気づかないことに気づけるということ。
つまり、それだけ繊細な気質ということの証明であり、ストレスやプレッシャーに敏感に反応しがちです。
頭がいいのに抜けてる人がミスを防ぐ方法
それでは、頭がいいのにどこか抜けがちな人が平凡なミスを防ぐためにはどうしたらいいのでしょうか。
以下の5つのことに注意することをオススメいたします。
- リマインダーの利用
- タスクの優先順位の決定
- 集中力の維持
- 確認の徹底
- 焦らない
以下、それぞれ詳しく解説していきます。
リマインダーの利用
例えば、スマートフォンのアプリや手帳、ポストイットなどを使って、やるべきことをリマインドすることをオススメします。
定期的にスケジュールを確認したり、リストを作成することで抜けてしまうことを防ぐことができます。
タスクの優先順位の決定
自分がやるべきことのタスクの優先順位を決めましょう。
そうすることで、抜けてしまうことを防ぐことができます。
重要なタスクから優先的に取り組むことで、ミスを減らすことができます。
集中力の維持
タスクに取り組む時は、タスク完遂のため集中力を維持することが重要です。
集中力が散漫になると抜けてしまったり、ミスにつながります。
ですから、定期的に休憩を取ったり適度な運動を行うことで、集中力を維持することをオススメします。
確認の徹底
タスクを完了する前に間違いや漏れがないか、最後にもう一度確認することを癖づけましょう。
そうすることで、抜けてしまうことを防げます。
焦らない
タスクを急いで行うと、ミスを犯しやすくなります。
ゆっくりと時間をかけて、落ち着いてタスクに取り組むことで、抜けてしまうことを防げます。
頭がいいのに抜けてる人のメリット
ここまでは、頭がいいのに抜けてる人のことをどちらかと言えば、悪いイメージ前提で説明してきました。
が!
決して、悪いことだけではありません。
逆にメリットもあるのです。それが以下です。
- 創造性が高い
- 楽天的な性格
- ユーモアのセンスがある
創造性が高い
繊細なところがあるため、普通の人が気づかないようなアイデアや視点を持つことができます。そのため、創造性が高い人材として需要がある場合があります。
楽天的な性格
抜けてることがあるというのは、悩みを持ち込みにくいというメリットがあります。楽天的な性格であるため、前向きに取り組むことができるのです。
ユーモアのセンスがある
抜けてしまってるところがあるために、あまり人の目を気にせずに発言できてしまうところがあります。
他にはない言語感覚、ボキャブラリーでユーモアのセンスを発揮して、人とのコミュニケーションを円滑に進められることが多いです。
頭がいいのに抜けてる人は社会的に成功しやすい傾向にある!?
頭がいいのに抜けてる人は以下のようなポジションを意識すると、社会的に成功を収めるかもしれません。
- 創造性が求められる職種:抜けてしまうことがある人は、普通の人が気づかないようなアイデアや視点を持っていることがあります。そのため創造性が求められる職種では、それが有利に働くかもしれません。
- チーム内での補完役:抜けてしまうことがある人は、注意力が散漫になる傾向にあります。しかし、逆にそれがかえって、チーム内での補完役として機能することがあります。頭が賢くユニークな発想を持っている人は、他のメンバーが見落としていることに気づけたり、新しいアプローチ方法を提供したりすることができます。
- リーダーとしての素養:たとえ抜けがちな人でも、目標に向かって計画を立てたり、困難に直面した際に前向きに取り組むことができるのは強みです。楽天的な性格であるため、人とのコミュニケーションも円滑に行えることがあります。そのため、リーダーとしての素養を持っている場合、成功することができるかもしれません。
以上のように、適切に能力を活用することで、社会的に成功することができる可能性は十分にあります。
頭が良くて抜けやすい人は、人に愛されやすいというのが持論です。
頭が賢い人というのは自分に自信がありますよね。
そのため、よく知っている分野での議論や仕事においては自信を持って行動するため、周囲から近寄りがたいと思われることがあります。
しかし、そのような人でも抜けている部分があると周囲の人間に親しみやすい印象を与えることがあります。
特に、抜けている部分があることを自分で自覚しており、それを周囲としっかり共有できていると、周りは「しょーがないなぁ。この人には、自分がいないとダメなんだ」と思ってくれて、自分のために動いてくれたりするもの。
自分を受け入れてくれる人や自分と同じように抜けていると感じている人との共感や連帯が生まれるのです。
たとえば、会社社長として成功するためには、優秀な部下をどれだけ抱えられるかにかかっていますが、頭は賢いけどどこか抜けている、そんなかわいらしいところがある社長には人望と人気が自然と集まるものです。
結果、「社長のためなら」と周囲の人間に助けられて成功するという側面は多分にあります。
というように、頭が賢いけど抜けている人というのは何も悪いことばかりではないので、もしあなたがそのように言われたことがある、あるいはまさに今言われているということであれば、自信をもってください。
また、周囲にそのような人がいて自信を失っている人がいたら上記を参考に慰めてあげたり、逆に鼓舞したりしてあげてください。